「SEに向いてない」と思ったときの3つの分け方。大手SEが苦手でコンサルに移った私の考え
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「SEに向いてない」と検索する人って、たぶんちゃんとがんばってるんですよね。がんばってるのに、しんどい。周りは普通にこなしているように見える。給料もそんなに上がらない。だから検索する。
私も、大手の会社にSEとして入って、その仕事がすごく苦手でした。ほんとにしんどかったです。最後はコンサルに転職しました。
なので、まず言いたいのは「向いてないと思うのは、甘えじゃない」ということ。そのうえで、私の経験から言えるのは、「SEに向いてない」は、ITの仕事がぜんぶ向いてないという意味とは限らないということです。分けて考えると、次の一歩が見えやすくなります。
分け方1:しんどいのは、仕事のどの部分か
SEの仕事は、ひとまとめにされがちですが、中身はかなり違う作業の集まりです。
- 人の話を聞いて、何を作るか決める(要件定義)
- 決めたことを、図や文書に落とす(設計)
- 作ったものが正しく動くか確かめる(テスト)
- 日程と人を回して、遅れを取り戻す(進捗の管理)
- お客さんや他の会社との、細かい調整
「全部しんどい」と感じていても、紙に書き出してみると、特にしんどいのは1〜2個だったりします。そこが分かれば、残りの作業が中心の仕事を探せます。
分け方2:今の会社だけの問題か
次に、そのしんどさがSEという職種のせいか、今の会社のせいかを分けます。
目安は簡単です。同じSEでも、会社や現場が変われば消えそうなら「会社の問題」です。客先の常駐で帰属感がない、残業が多すぎる、評価が見えない、といったものはこちらに入ることが多いと思います。
転職の理由の上位も、仕事内容より働く条件です。1位は「給与が低い・昇給が見込めない」で36.6%、2位は「労働時間に不満」で26.3%でした(doda転職理由ランキング2025年版)。
つまり、「しんどい」と「給料が低い」が一緒に来ている人はたくさんいる、ということです。がんばっても報われない感じ、これが一番こたえるんですよね。
で、会社の問題なら、職種を変えなくても解決するかもしれません。同じSEでも、会社が変われば給料の決まり方も残業の量も変わります。
分け方3:移るなら、どこへ
職種の問題だと思ったら、移り先を考えます。SEで覚えた段取りや調整のやり方は、別の仕事でも使える場面が多いと私は思っています。
移り先ごとに、合いそうな人と注意を並べてみました。表は私の考えで、どれが正解というものではありません。
| 移り先 | 合いそうな人 | 注意 |
|---|---|---|
| 社内SE | 客先常駐や現場の入れ替わりがしんどい人 | 雑用や社内の調整が増えることがある |
| コンサル | 作るより、課題を整理して提案するほうが好きな人 | 資料と会議が中心。忙しさは会社しだい |
| 自社開発の会社 | 技術そのものは好きな人 | 求められる技術の水準が上がることが多い |
| IT以外の仕事 | ITの作業そのものが合わない人 | 年収や経験の扱いが変わる |
私はコンサルを選びました。ただ、これは私の場合で、誰にでも合うとは思っていません。
コンサルを考えている人に、私の実感を正直に書いておきます。
良かったのは、給料です。比較的高い水準でした。ここは隠さず言います。
で、大変だったのは、求められる能力が高いこと。しかも周りの人の能力も高い。正直、ついていくのは楽じゃないです。
もうひとつ、やってみてわかったことがあります。能力ももちろん見られるんですが、それ以上に主体的に動けるかどうかがかなり大事でした。言われたことをこなすより、自分から「これが課題だと思います」と言えるか。ここ、大事です。
なので、給料だけを理由に選ぶのはおすすめしません。「自分から動くのは苦じゃない」と思えるなら、SEで覚えたシステムの知識は話の土台になると私は思います。逆に、指示を待つほうが気が楽な人には、しんどい場所になるかもしれません。
社内SEを考えるなら
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先に書いておきます。このブログがこのサービスを紹介して受け取る報酬の条件では、エンジニア未経験の人と45歳以上の人は対象外です。エンジニアとして働いた経験があり、44歳までの人向けと考えてください。
使わなくていいのは、こんな人です。
- 分け方2で「会社の問題」だった人。先に、今の会社で部署や現場を変えられないか聞いてみる
- ITの作業そのものが合わないと分かった人。社内SEもITの仕事です
体がしんどいときは
眠れない、朝起きられない、という状態なら、向き不向きを考える前に休むことを優先してください。厚生労働省の「こころの耳」に、働く人の相談窓口がまとまっています。
私ならこうする
私が今「SEに向いてない」と思っているなら、まず1週間、しんどかった作業に印をつけます。分け方1の5つのどれに印が集まるかを見れば、残るか、会社を変えるか、職種を変えるかが、だいぶ決めやすくなるはずです。
あなたの「向いてない」は、5つの作業のどれに一番近いですか。
出典: